クワガタムシとの生活

気が向いたときに趣味のクワガタを記事に残していこうかと思っています.……というのも今日までブログを始めるにあたりなかなか重い腰が上がらなかったのでマイペースに更新していきます。皆さんが知っているようなこと当たり前だろうというような内容ばかりになると思いますが時間がある時ヒマな時にでも御覧ください。

幼虫の病気

幼虫の容態が一向に良くならないので拒食の症状が発症した時には早期の対応が大切なことであることが今回の教訓として今後の飼育に活かせたらと思いました。

餌を食わないけどそのうち食べ始めるだろう、前蛹になる前兆だろうと決めつけ対応を怠った私の経験不足から起こってしまった事故です。

ここ数日は他の飼育者の管理下であったりしたらこの幼虫はきっと無事に成虫になれたであろう・・・と何度も申し訳ない気持ちになり改めて生き物に対する接し方、考え方を変えていくべきだということに気づかされました。

もともと48gあった個体ですがある日突然に餌を摂取することを辞めてしまいました。

これは前蛹でも無ければ蛹室を作ることもせずにただひたすらにジッと体重が減少していく状態が3ヶ月続いております。

f:id:kuromatsugata:20190713182037j:image

2300ボトルを上から撮影した写真ですが幼虫は3ヶ月この辺りに居座ってみるみる小さくなっていきました。

 

こちらがその幼虫となります。

f:id:kuromatsugata:20190712150757j:image

 

現在では20gどうかなと言うほどに落ちてしまい羽化は出来ないと思われます。

原因になるか定かではありませんがこの個体に限り菌糸瓶に添加剤を投入し悪影響を与えてしまったことも考えられます。

 

 

こちらの写真をご覧下さい。

f:id:kuromatsugata:20190712150841j:image

おしりのところに黒い塊が確認できました。

自分で噛んでしまったのか便が詰まったのか病気なのかは飼育してきて初めての症状なので戸惑うばかりです。

 

私なりにインターネットで調べたのですが幼虫の病気としては黒い斑点が出たり、自傷して脱腸してしまったり、ブヨブヨに幼虫がなってしまう症状が主でした。

恐らく排泄もまともに出来ないのではと思っております。

排泄ができないということは蛹室を作ることができないということ。

本能的に蛹室を作って前蛹になるものでしょうから人口蛹室に移したところで蛹にはならないということだと思います。

黒い塊を触ってみましたがとても硬く、無理に取り除こうとすれば傷つけ幼虫に大きな負担となってしまうのではないかという不安があります。

ぬるま湯でおしりを浸けても黒い塊は落ちませんでした。

 

救いたい気持ちではあるのですが一体どうしたものでしょう……

 

とりあえず菌糸飼育は取り止めて微粒子マットに移したのですが期待はできないと思います。

 

幼虫の様子はと言いますと至って普通でしっかりと潜ることもでき、触れば私の指に噛みつく素振りを見してくれました。

この先体内に蓄えてきた栄養が尽きてしまったらこの幼虫は息絶えるでしょう。

どうしてもっと早くに気づかなかったのか、もっと深刻に考えなかったことに後悔が絶えません。

 

……それから5ヵ月が経った10月末に亡くなってしまいました。