寿命
今日まで生活を共に過ごしてきたギラファも寿命が近くなってきているようでしたので判断とする様子をいくつかあげてみます。
生き物には必ず別れがきます。
これはとても悲しいことかもしれませんが生き物と生活するなかで命の大切さや物事の考え方に非常に影響を与えてくれました。
生き物と生活しなければ生涯を終えるその日まで決して考えることも気付くこともないことがたくさんありますしそれは今後も気付かされること考えさせられることもあるでしょう。
だからこそわざわざ私と生活してくれたことに出会いに感謝の意を込めて本当にありがとうってたった一言かけてあげています。
きっと伝わらないしこんなこと話せば一般から見たら変な人だと思われるでしょう。
それでもやっぱり最後にはご苦労さまでも何でも良いので声をかけてあげたいものです。
主な症状としては…
①動くことが殆ど無くなる鈍くなる(寒さによるものは当てはまらない
②脚の力が弱くなる、無くなる。
③餌を余り食べなくなる
④急に信じられない程の排尿を行う
⑤排尿がなくなる
⑥頭が下がりはじめる
⑦ケースを開けても反応しなくなる
⑧ぶるぶる震えるようになる
⑨触覚を頻繁に脚で触るようになる
⑩餌の場所がわからなくなる
寿命が近くなるにつれてこれらの症状にあてはまることがいくつか現れてくるでしょう。
そうなったらそうなったで何をする訳でもなく今まで通りに大切にしてあげれば良いだけです。そうはいっても出来ることであれば手助けしてあげましょう。
このヒラタクワガタは自力で起き上がれない程に脚の力が無くなってしまい放っておけば直ぐに大変なことになってしまうのですが
画像のように黒い柵をケースの中に設置して転倒しないような対策を取っています。
この写真も昔のものでこの状態で2.3ヶ月は生きてくれましたね。
生き物を飼うことは本当に大変なことです。
人に与えられている時間の中で時間も体力もお金も使って世話をする訳ですから生き物を飼っていない人とは生活に大きな差が出てきます。
それは生活の中心が生き物になってしまう事にあります。
飼育を放棄する人間の多くはこれに不満や怒り自分の都合を優先したく感じた場合に起こるものが殆どです。
私としては飼育放棄は死罪適用してもよいくらいに思っております。
人として飼育放棄は最低です。
なので生き物(昆虫以外も)を飼うにあたっては将来を先を見据えてお金は大丈夫か、仕事で頻繁に家を開けることはないか、栄養のあるご飯をあたえてあげたり、病院なんかにも不自由なく通わせてあげられるか、自分が病気になったりしたらどうするか、最後まで責任をもって一緒に生きられるかなんて当たり前のことは今私がパッと思いついたほんの僅かな事です。
もう一度言っておきます。
生き物を飼うことは大変なことなので責任をもてるのかよくよく改め考えて見てください。
その大変の中で起こった全てが自分にとってかけがえのないものになると思います。
その最後最後で、もっと一緒にいてあげれば良かった、あぁしてあげればよかった、もっと色々と考えられることもあったんじゃないのかなんて後悔しないよう普段から大切にしてあげることが飼い主としての最低限の責任と私は考えています。