腰が重いなかの久々に投稿です
1年以上ぶりの投稿になります。
いやぁ重かった、腰が重かった。
最近なかなか投稿しようにも帰宅して寝るだけの生活がしばらく続いておりました。
家に帰ると最低限の事だけ済まして風呂入って夜中の11時過ぎだと何もやる気起きなくなってしまうんですよね。
体調は良くなる一方でもやはり仕事して寝るだけの生活は精神的には良くないと感じました。
昨年から新しくクワガタを飼育してますのでそちらの写真を紹介します。
こちらはオオツヤクワガタの内歯にギザギザが無いレギウスオオツヤクワガタになります。
なんと言っても艶々ボディが美しいです。
休眠が4ヶ月ありましてなかなか餌を食べ始めなかったのですが無事に食べ始めて一安心です。
驚いたのは食欲もそうですが非常におとなしい性格で一日中じっとしていることが殆どです。
飼育温度は20℃から21℃なので温度も影響しているのかと思っております。
何度見ても不思議な体です。
前胸あたりの背中も山なりになっていてアゴの形もなんとも不思議なものです。
触ることは殆どありませんが、
こうして餌遣り、マット替えの時に寝る前に少し観察する程度ですが毎日クワガタムシを見ることができるだけで私は満足です。
飼育する理由なんて人それぞれですが私はそれだけでいいんです。
生活の中に心の潤いを与えてくれるクワガタムシ。
そういうものが生き物に限らず暮らしの中に一つでもあれば幸せに暮らしていけるものだと思います。
まぁ人それぞれでしょうけれど。
これからもクワガタムシとの生活は続けていきます。
今日のクワガタ
久々に餌やりの合間に撮影したクワガタムシの写真となります。
このアンタエウスはケースを開けると穴から顔だけ覗かせてくるので面白いやつです。
漆のようにツヤツヤな体が見るものをうっとりとさせます。
3年暮らしている長い付き合いですがもう少し餌をぐちゃぐちゃにしないでくれればなぁなんて毎日交換するたびに思ったりしてます。
前に紹介した寿命の近いギラファです。
あと3ヶ月で2年になりますのが毎日元気な威嚇姿をみせてくれるたびに胸がホッとします。
歳を取っても手のひらサイズのギラファは大迫力です。内歯が一部欠けてしまっているのはやはり寿命なのでしょうね。幸い手足はしっかりとしているのでこれからも長生きして欲しいものです。
ミンダナとアルキデスは1ヶ月ほど前にその生涯に幕を閉じました。
オオヒラタは長くても2年と言われていますので十分に生きてくれたと思います。ミンダナのザラザラな背中に指の腹をのせて餌やりの時にたまに触ることがとても好きでした。
危ない時もありましたがそのスリルもまた良かったり?……という冗談です。
危ないから真似はしないでください。
アルキデスのハサミにフサフサな毛が生えている発見をした時はとても感動したことを覚えています。結局触る事は叶いませんでしたけどね。
これからも普段通り思い立った時にでも更新していきますね。
それではおやすみなさいzzz
寿命
今日まで生活を共に過ごしてきたギラファも寿命が近くなってきているようでしたので判断とする様子をいくつかあげてみます。
生き物には必ず別れがきます。
これはとても悲しいことかもしれませんが生き物と生活するなかで命の大切さや物事の考え方に非常に影響を与えてくれました。
生き物と生活しなければ生涯を終えるその日まで決して考えることも気付くこともないことがたくさんありますしそれは今後も気付かされること考えさせられることもあるでしょう。
だからこそわざわざ私と生活してくれたことに出会いに感謝の意を込めて本当にありがとうってたった一言かけてあげています。
きっと伝わらないしこんなこと話せば一般から見たら変な人だと思われるでしょう。
それでもやっぱり最後にはご苦労さまでも何でも良いので声をかけてあげたいものです。
主な症状としては…
①動くことが殆ど無くなる鈍くなる(寒さによるものは当てはまらない
②脚の力が弱くなる、無くなる。
③餌を余り食べなくなる
④急に信じられない程の排尿を行う
⑤排尿がなくなる
⑥頭が下がりはじめる
⑦ケースを開けても反応しなくなる
⑧ぶるぶる震えるようになる
⑨触覚を頻繁に脚で触るようになる
⑩餌の場所がわからなくなる
寿命が近くなるにつれてこれらの症状にあてはまることがいくつか現れてくるでしょう。
そうなったらそうなったで何をする訳でもなく今まで通りに大切にしてあげれば良いだけです。そうはいっても出来ることであれば手助けしてあげましょう。
このヒラタクワガタは自力で起き上がれない程に脚の力が無くなってしまい放っておけば直ぐに大変なことになってしまうのですが
画像のように黒い柵をケースの中に設置して転倒しないような対策を取っています。
この写真も昔のものでこの状態で2.3ヶ月は生きてくれましたね。
生き物を飼うことは本当に大変なことです。
人に与えられている時間の中で時間も体力もお金も使って世話をする訳ですから生き物を飼っていない人とは生活に大きな差が出てきます。
それは生活の中心が生き物になってしまう事にあります。
飼育を放棄する人間の多くはこれに不満や怒り自分の都合を優先したく感じた場合に起こるものが殆どです。
私としては飼育放棄は死罪適用してもよいくらいに思っております。
人として飼育放棄は最低です。
なので生き物(昆虫以外も)を飼うにあたっては将来を先を見据えてお金は大丈夫か、仕事で頻繁に家を開けることはないか、栄養のあるご飯をあたえてあげたり、病院なんかにも不自由なく通わせてあげられるか、自分が病気になったりしたらどうするか、最後まで責任をもって一緒に生きられるかなんて当たり前のことは今私がパッと思いついたほんの僅かな事です。
もう一度言っておきます。
生き物を飼うことは大変なことなので責任をもてるのかよくよく改め考えて見てください。
その大変の中で起こった全てが自分にとってかけがえのないものになると思います。
その最後最後で、もっと一緒にいてあげれば良かった、あぁしてあげればよかった、もっと色々と考えられることもあったんじゃないのかなんて後悔しないよう普段から大切にしてあげることが飼い主としての最低限の責任と私は考えています。
目覚め
そろそろクワガタも冬眠から目が覚めてくる頃合いですね。
アンタエウスも先週目が覚めたばかりで無事に冬眠も終えられたようで良かったです。
今年は冬眠期間4ヶ月と少しでした。
冬眠といっても完全に動かなくなる訳でもないので越冬と言うべきでしょうか。
どちらにせよ意味が伝われば問題では無いでしょう。
冬眠明けは常にゼリーがある環境で過ごさせてあげて下さい。
それからすぐに別の環境に移す事も避けて下さい。あと触ったりとかもですね。
体力がひどく低下していると思うのでこの時期はとにかく毎日様子見てあげて下さい。
冬眠明けに亡くなってしまう多くの場合は寿命かゼリー不足によるものですので大切に扱ってあげましょう。
新年が明けました。
この年末年始は本当に大変です。
年明けの準備掃除帰省、挨拶周りだったり年賀状お歳暮とかまだまだあるでしょう。
お金と時間が一気にすっ飛んでいく時期で結局体も休むことなく休みを明けになってしまうのが毎年のお決まりになってます。
そんな話は置いておいて…
皆さんあけましておめでとうございます。
本格的なものでないですけど気分だけでもクワガタムシと一緒に新年を迎えられたことを祝っておこうと思ったのでスーパーから頂戴してきました。
作り物なのでこれなら毎年使い回しできて御財布に優しいです。
オオクワガタは押し入れに眠ってますので暫くは普段よりのんびりとできそうです。
人によってはクワガタムシ冬眠の時期はやる事がなくて見ることが出来なくて暇だ、寂しいなんて思う方々もいるかもしれませんね。
短いですが今日はこの辺りで失礼したいと思います。
冬眠のまとめ
朝の室温も15℃を下回る日が目立ってきましたので冬眠させる準備でも始めましょうかね。
今年は暖かい日が11月の後半だと言うのに長いこと続いたものです。
毎年11月初旬に越冬セットを組んでいるのですが今年は1か月遅れてしまいました。
外にガレージや地下室があれば気にせず部屋で暖房を使用できるんですけど生憎そのようなものはございません。
ここ数年冬は無暖房生活でクワガタの冬眠を最優先にしていますので自室での冬眠についてはしっかりとアドバイス出来ることと思いますので初めての方も安心してクワガタを冬眠させられるようにお話ししてゆきたいと思います。
【冬を越すクワガタ、冬を越さないクワガタ】
冬を越すクワガタ
オオクワガタ(日本、外国産共に)コクワガタ(日本)ヒラタクワガタ(日本)
冬を越せないクワガタ
オオクワガタ、コクワガタ、ヒラタクワガタを除く全般のクワガタ、外国産クワガタ(※外国産でもオオクワガタに限っては冬を越せます)
そもそも冬眠させる理由というのは長生きさせることを目的としています。
ですが必ずしも冬眠させたからといって長生きすると言うわけではありません。
乾燥状態で飼育、餌が無い状態で数日間放置、夏場30℃〜40℃以上の室内で飼育、クワガタ同士で喧嘩を無理やりさせる、同ケース内の多頭飼育、クワガタを床に落としたり普段からベタベタ触っていたり話すと終わりが見えません。
特に外国のクワガタは30℃を大きく超える事は大変に危険な状態を意味します。
無風のサウナ状態で1か月なんて耐えられません。
その辺りも普段からの飼育で気をつけて下さればと思います。
なぜ長生きするか。
2匹のクワガタがいるとしますね。
1年中活動させているクワガタ
一方は冬場活動を停止させているクワガタ
これだけでも想像できると思いますが、
1年中活動しているクワガタは活動を停止しているクワガタに対して冬場も寿命が減ってゆきますが、一方で冬場の活動を停止しているクワガタは活動を停止することで冬場期間寿命の減りも停止することにあります。
クワガタの活動は4月〜11月中旬。
冬眠期間が11月中旬〜目覚め2月〜4月頃
個体によって活動する時期が早いクワガタもおりますので毎日ケースを確認できれば理想です
もちろん個体差はあるでしょうが一般には冬眠させた方が長生きする傾向にあるようです。
また涼しい部屋での飼育も長生きの秘訣です。
【長生きのまとめ】
冬眠をさせる
温度変化の少ない涼しい部屋で飼育
マットが汚れたら交換すること
クワガタ、ケースに必要以上に触らない
餌が無い状態は避ける
乾燥を避ける
外に持っていかない
水分の多いフルーツを与えない
必ず1ケースに1頭で飼うこと
遊びでクワガタ同士喧嘩やワザと物を挟ませたりしないこと
転倒した時にすぐ起き上がれるように転倒防止対策をすること。
多くの方はご存知かと思いますがクワガタは脚を使ってしっかりと掴まれる環境が無いと脚が弱くなって障害が出たりポロッと脚が落ちてしまうこともあるので材も長生きする上で大切な物なのですよ。
転倒防止材がそれの役割にもなりますのでしっかり入れてあげましょう。
☆★☆冬眠セットの組み方】★☆★
①マットを十分に加水します。
ベチャベチャでなければ大丈夫です。
普段マットを交換した時より気持ち少し多めに霧吹きを多くかけておきましょう。
多く加水しすぎた場合は加水していないマットと混ぜれば問題ありません。
②ケースの3割くらいまでマットを入れて真ん中に少し窪みを作ります。
写真の茶色ゼリー皿(小)をクワガタと例えます。
この窪みにクワガタを置いて転倒防止材などを被せてあげてからマットをゆっくりと少しずつケースの7〜8割の高さまで入れていきます。
これは以前に話した通りに直接クワガタにマットをドサーっと被せると驚いてしまうことにあります。
③マットの表面にも転倒防止材を置きます。
④ビニールを蓋との間に挟む。
ビニールには爪楊枝などで2センチ間隔で穴をあける。
こうする事によってマットの乾燥を防止できます。乾燥具合を見て定期的に霧吹きをかけるように。
冬眠中はケースを触らないことが理想ですので最初にしっかりと加水してビニールを挟んでおけば1月に1度の加水でも十分な状態を冬眠明けまで保つことができます。
⑤冬眠セットを組んだ直後はゼリーも忘れずに入れてあげましょう。
完全に冬眠状態になっていないうちは普段通り活動してしまいますので毎日様子を見てゼリーを食べなくなることを確認できるまではこまめにゼリーを入れてあげましょう。
⑥冬眠しているクワガタのケースは静かな温度変化の少ない押入れなどに移しましょう。
本当はクワガタを冬眠セットに移す様子を実際に撮影したかったのですが昨日の晩にうっかり撮影せずに移してしまって時すでに遅かった訳でありまして、マットのみの写真となってしまいました。
実際にクワガタも写っていたほうが分かりやすかったことと思います。
クワガタを掘り返す事も考えましたが、さすがにそれは可哀想でできませんでした。
本当に申し訳ないです…
☆★☆注意すること★☆★
冬眠させる場合は暖房の影響が少ない部屋での飼育をすること。
そのため自分の部屋で飼育する場合は極度の寒さでも暖房を使用できないこと。
自分の身体を温めるアイテム電気毛布などを用意して寒さ対策を事前に準備すること。
冬眠の準備にクワガタが入る温度が15℃以下。
15℃を下回り始めたら冬眠セットを組みますが15℃前後の温度では普段通り活動してしまうので餌切れには注意が必要です。
餌切れとマットの乾燥に注意が必要ですが特に乾燥には注意すること。
クワガタが乾燥に弱い理由というのは手足の関節には実は水分があるといいます。
乾燥すると関節の水分が減ってしまい、ふ節や脚の機能が衰えたり最悪は手足が落ちてしまうことにあります。
クワガタにとっての水分は人間にとっての血液と同じくらい重要なものでなのです。
好む湿度は50%から80%です。
これがどれくらいかと感覚的に説明するとマットが全体的にしっとりしているくらいです。
幼虫の菌糸もマットと同じくらいの水分で問題無いです。
べっちょりと水分が滴るくらいだと水分が多すぎますので初めのうちは霧吹きで徐々に水分を足してゆけば大丈夫です。
もし水分を足しすぎてしまった場合は水分を足していないマットと混ぜ合わせて丁度よくする方法もあります。
10℃以下で完全に冬眠状態になり完全に動きがなくなったら餌を退かして大丈夫です。
最適温度は5℃前後。
0℃を下回る氷点下は避ける。
冬眠中でも餌をあげる場合は餌の交換頻度は1週間に1回程度で問題ありません。
ゼリーがカビることもありますがそれほど大きな問題では無いでしょう。
頻繁に交換することの方が問題で理由として振動によって冬眠を妨げてしまうことにあります。不必要にケースを触らないことが大切です。
急激な温度変化はNG。
急に低い温度の環境に置くことは避ける。
例えば、屋内から屋外への移動。
正しい方法として少しずつ温度を下げ、慣らしていくことが重要です。
ですので冬眠させる場所で早めに環境に慣らすことが必要です。
反対に急に高い温度の環境に移すことも避けましょう。
冬眠の説明についてはこんなところでしょう。
失敗することはありませんから取り敢えずこんな感じでやってみて下さい。
とにかく大事なことはしっかりとマットを加水して冬眠セットを組んで暫くはゼリー入れてあげること。
可能なら大きめなケースでマットをいっぱいに入れてあげたほうが温度変化も少なくなりますので普段使っているケースより一回り大きくしてあげると安心です。
という訳で冬眠のまとめについて説明させていただきました。
今年も残すところあと僅かです!
健康に気をつけてと言いたいところですが私は年末休みに食べたいものを遠慮せず量も時間も気にせずに食べると決めてますので正月太り待ったなしです。
皆さんも美味しいものをたくさん食べて良い年を迎えましょう!
来年もどうぞよろしくお願い致します。
冬に備えて温室を作ろう!
夜中にスズムシやコオロギの鳴き声を聴きながら目をスゥーと閉じて風呂に浸かっていると無心になりますね。
ムシたちの演奏も後ひと月もすれば徐々に聴くこともなくなってしまう季節の訪れが何だか寂しくもあります。
今日は冬に活躍する温室についてお話ししましょうかね。
冬は暖房を使用せず温室でクワガタを飼育していますので宜しければ参考下さい。
以前に紹介した簡易温室のようなものではなく少々作成とお金に手間が掛かることになります。
こちらが普段から使っているクワガタ温室になります。
写真のように温室は上段、中段、下段と分けてます。
寒さに強いクワガタなら上段、寒さに弱いクワガタは中段、下段に飼育します。
開いた様子はこんな感じ。
夏場も飼育ケースの置き場として1年を通して使えます。
冬場の菌糸瓶の様子。
今はラックの高さを変えてしまったので当初の扉の位置より高くなっていますが
本来は中段扉の上あたり(黄線)に位置付けると良いです。
温室を作る前にメタルラックを組み立ててみてこの場所にはケースが2段重ねにしても問題無いスペースを作ろうとかここは幼虫だけにしようとか最初に決めておくことが重要になります。
扉の内側
扉の外側
蝶番をとりつけているのですがこれは部屋に温室を設置する場所により右開きにするか、左開きにするかしっかりと考えることがとてもとても大切です。
作り終わってから後悔しても遅いですのでしっかりイメージして紙に作図すると良いでしょう。
簡単に言えば部屋の左側に設定する場合は左開き。
部屋の右側に設定する場合は右開きになるように蝶番を取り付ける位置を決めれば良いのです。
当初上開き扉も考えたのですが色々と面倒くさいのでお勧めはしません。
取り出しにくさや取り付け金具が増えることが理由としてありました。頭をぶつけたら1発でお終いですからね。
扉は180度開きにもできますが90度開けば全く問題ないでしょう。
そこまで開く必要性はありませんからね。
それからラック板にはゴムシートなんか敷くことをお勧めします。
これですね、この写真の黒いシートがゴムシートです。
地震の時でもズレ防止になりますし、1番の大きな理由としてはケースを置いたときにラック特有の「かあぁぁ〜〜ん」という不愉快な音が響かないようにすることです。
これが温室全体に振動が響き渡ってクワガタを驚かせてしまうからです。
幼虫ならよりストレスを与えることでしょう。
敷けば慎重にケースを置かなくても音が響くことはありませんので安心です。
それから温室に必須なパネルヒーター、サーモスタットですね。
写真のように下段に設置すれば良いです。
メタルラックの下に設置するわけですからパネルヒーターを潜り込ませるスペースを忘れないようにして下さい。
組み立てる時は外がお勧めです。
メタルラックに限らず大きな物を組み立てる場合は室内だとカーペットを敷いていない場合は簡単に床や壁が傷ついてしまうので私としては外で作業することを勧めます。
当然木材を組み立てる場合もです。
近所迷惑もありますので夜中は論外ですね。
もちろん他の動物を飼育しているならラックの組み立て音は非常に不快な物になりますので室内で作業するなら遠く離れた部屋でするべきです。
以前も紹介しました通り温度センサーはコンセントプラグがギリギリ通る程度の穴で十分ですので必要以上に大きな穴を作らないことです。
サーモスタットの温度センサーはケースの出し入れに邪魔しない外側で良いでしょう。
奥から通すことも良いですね。
温度計とサーモスタットの温度センサーは一緒に写真のようにラック板の隙間に通して下さい。
もしくは養生テープやインシュロックで固定しても良いでしょう。
温室内は保温シートをしっかりと貼りつけて下さい。
扉の内側にも忘れずに。
扉を閉めることに使うものが
扉止めの金具になります。
ドライバーで固定するだけなので問題ないでしょう。
あるとすれば…
扉止め金具の棒を差し込む金具を間違いカ所に取り付けてしまうことでしょうか。
黄矢印の扉幅と同じ角材の取り付けを忘れないようにしましょう。
転倒防止対策として
前後3箇所に黄枠内のような木材の出っ張りを作っています。
震度の度合いを想定してまでは作っておりませんが無いよりは良いでしょう。
重要な温室の元となるのが写真の青い素材のスタイロフォームという断熱材になります。
スタイロフォームについては下記URLで詳しく説明してくれています。
https://www.dupontstyro.co.jp/styrofoam/feature.html
スタイロフォームはホームセンターで取り扱っていますがサイズが大きく車でないと運搬できないので通販を利用してもよいです。
ですがホームセンターであればこちらの指定する寸法を紙に書いて渡してあげればカットしてくれる場所もあるのでなかなかに便利です。
軽トラも貸し出してくれます。
通販で細かくミリ単位でカットしてくれたかは記憶外ですので色々と取り扱いのあるサイトで比較してみて下さい。
家や外でカットすると必然的に汚く、ゴミもでますからそこはもう個人の問題ですね。
私はまっすぐにカットできる、多少ゴミが出ても気にしない!と言う方はご自身のカットでも大丈夫でしょう。
温室の上には日頃からよく使うような飼育用品を乗せています。
物を乗せる場合には木材でしっかりと温室を囲む必要があります。温室を囲った木枠の上にスノコを敷いており、木材には防腐剤を塗っております。
念のため防腐剤を塗ったあとは屋外で1か月長めにおいておけば良いでしょう。
当然予報が怪しい時や分からない時は屋内にしまうように。
といった具合でしょうかね。
時間はかかりますけど最初だけですから。
作ってしまえば毎年安心して冬を迎えられます。
全てホームセンターで取り扱っていますが可能なら大きめなホームセンターが良いです。
よく見かけるホームセンターよりも大きなホームセンターが良いです。
これから1ヶ月以上はありますから本格的に冬が到来する前に早め早めの準備ということで今週末にでも足を運んでみてはいかがでしょうか?