クワガタムシ 羽化 続…
羽化したクワガタその後の様子はというと…
上に被せていた樹脂のロングタイプの餌皿を退かしてみた様子です。
あれからずっとこんな様子でおとなしくしています。
クワガタは羽化して暫くは栄養を摂取することを一切行いません。
成熟するまでは幼虫期に食べた栄養が羽化した後も残っていますので羽化して直ぐにゼリーを食べないからと言って心配する必要はありません。
ですから少しでも動き始めたらゼリーを飼育容器に入れてあげるくらいの気持ちで大丈夫です。
最初のうちは心配なら後食がいつ始まってもいいようにゼリーを羽化して間もなくセットしておいた方が安心できますね。
ヒラタクワガタは未後食と後食後の威嚇が歴然としていますので非常にわかりやすいと思います。
実際に育ててみるとその違いがよく確認できるので面白いですよ。
体内では羽化した後も成熟するまでクワガタが生きていく上で必要な体の仕組みが引き続き形成されている期間となっているので刺激を与えたり直射日光に当てたり、頻繁に手の上に乗せたり誰かに見せようと外に持って行ったりなんていう行為は厳禁となります。
あとは暑すぎず明るすぎない部屋で水やりを忘れずに様子を見てあげて下さい。
胸部から大顎の先端にかけてのザラザラ感がたまらなく好きなんですよ。
指の腹で摩ってみたり爪先でカサカサしてみたりたまりませんね~。
ヒラタクワガタならではの特徴と言っていいのでしょうかね。
それからこの大顎も挟まれたらと想像すると……ひっ!?
ですから私は羽化して活発でない未後食の時期にだけ素手の平に乗せてクワガタの重みを実感したり新成虫ならではのフセツの力強さ実感したりしています。
上の写真から2週間して後食が始まりました。
このようにケース内を徘徊するようになってきた頃合いにゼリーを投入しております。
後食も始まってなく食べないのだからゼリーを入れておいてもケース内が臭くなるだけで捨てるのはもったいないという考えが私の中にあるのでゼリーを食べ始める頃合いを見切ってゼリーを投入すると言うのが私のやり方です。
ただ中には半年間ゼリーを食べ始めない個体もいるのでこれを見切れれば達人級ですね。
私は怖いのでそういった個体は頃合いをみて1週間ゼリー入れて動きが無ければ少し間を開けてを繰り返していれば1番確実です。
そうは言っても毎日しっかりと観察して面倒を見ていれば何も問題ありませんので難しい事を考える必要はありませんね。
これから1日でもいっしょにいられる喜びを感じながら大切に飼育していきたいですね。