クワガタムシとの生活

気が向いたときに趣味のクワガタを記事に残していこうかと思っています.……というのも今日までブログを始めるにあたりなかなか重い腰が上がらなかったのでマイペースに更新していきます。皆さんが知っているようなこと当たり前だろうというような内容ばかりになると思いますが時間がある時ヒマな時にでも御覧ください。

クワガタ紹介

どうもこんばんは

最近はとにかく眠くて眠くて仕事休みの日は朝10時頃まで寝て昼過ぎまで少しばかり外出し、また夕方まで寝るという休日の無駄遣いっぷりがあって「もっと有意義な1日にしたかったなぁ」と後悔しながらブログを開いたところです。

私も仕事なんかしないで半年ぐらい人間も冬眠できたりしたら良いのになんて昔っからつくづく思ってます。

 

とくに内容もないですが私の飼育しているクワガタムシを紹介しようかと思います。

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日本のクワガタの王様「オオクワガタ」となります。

日本で最も人気があり知名度も高く体も大きな正に王様の名にふさわしいクワガタですね。

代表的な採集場所は山梨県で昔ほどでなくとも今でも虫取りが良く行われているそうですね。

 

山梨県にも限らず日本には多くの地域で見かけられておりその土地特有のオオクワガタの形状の違いがあり見るものをまた楽しませてくれますね。

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私なんかは採集しても現在飼育しているクワガタムシたちで手一杯なので繁殖も採集も数年は再開する予定はないですね。

今でこそオオクワガタが冬眠しているからいいものの暖かくなれば皆活動を始め餌やり等30分コースが2日置きにやってきます。

忙しくあっても飼育を面倒くさがってはいけませんね。

幼虫も全て成虫になりましたし今後は現在飼育しているクワガタムシだけで一緒に生活していこうと思います。

 


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こちらは同様オオクワガタですが生息域はインドのシッキム州 ガントクで御座います。

 

和名「アンタエウスオオクワガタ」

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オオクワ=オオクワガタ

アンテ=アンタエウスオオクワガタ

 

となります。

日本で言うコクワガタをコクワとして呼ぶような略語でしょうか。

 

写真のアンテは標高が高い場所を生息域として持つ彼等は当然日本の自然界での活動はできません。

年間を通しても30度を超えることは無く今の時期だと日本とガントクでは同じくらいか日本より少しばかり暖かいかくらいですので4月時点で30度を越してしまう日本ではものの数日で倒れてしまうでしょう。

だからこそ夏場の取り扱いには十分に注意したいものでそれ以外は冬は冬眠もしますし日本のオオクワガタと同じように接してあげれば問題ありません。

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こちらはオオクワとアンテを同ケースにて撮影した写真ですので大顎なり体格の違いがよく比較できると思います。

決して同ケースでは飼育してはいけませんよ。

こうして本来なら顔を合わせることのないクワガタが同じ環境に写る写真も良いものがありますよね。

 

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そしてこちらも外国産オオクワガタ生息域はインド、マニプル州

和名「グランディスオオクワガタ」

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オオクワガタと言えばオオクワガタ、アンタエウス、グランディスが多くの人気を占めているのではないでしょうかね。

 

ランディスはご覧の通りオオクワ、アンテと比べると大顎の真ん中の牙が中に向かって伸びていることが特徴ですね。

 

それ以外のパッと見の違いは無いです。

しっかり観察すれば腹胸やら前胸、顎の太さや生え方の違いなんかもあると思いますが、

それはまた飼育してみてじっくり観察してみて下さい。きっとたくさんの違いが発見できると思います。

 

面白いものでクワガタにも個体ごとに人に動じない性格、臆病な性格、喧嘩っ早い性格など種類が同じでもそれぞれで飼育ケースの蓋をあけると違いがよく見受けられます。

 

生息地もインドと言うことで標高もまた高く涼しい場所に生息しているわけでこちらも暑さには強くなく温度管理には要注意です。

 

暑さ耐性でいうと

オオクワ>グランディス>アンタエウス

となりますので飼育環境が整ってからのお迎えをお勧め致します。

△▲左に行くほど強くなります▲△

 

 

飼育環境が合っていないと食欲低下、動きも悪くなり下痢のような症状など一気に体力が亡くなって最悪の事態も考えられますので外国産のクワガタは日本の暑さには耐えられる耐性を備えていないということですね。

 

 

 

 

 

 

 

新年明けましておめでとうございます

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去年は楽しいことだったり辛いこともあったりしましたが新年気持ちを切り替えて明日から仕事で若干憂鬱ですけど一週間もすれば身も心も普段通りになると信じてやっていきたいと思います。

 

上の写真は「アルキデスオオヒラタ」という外国産のヒラタクワガタになります。

 

この名前はご存知な方も多いのではないでしょうか?

当時に甲虫王者ムシキングという100円を入れて遊ぶゲームが流行っていたんですよ。

おそらくこれがデータカードダスの始まりなのではないかなぁと思いますね。

大行列の中自分の順番が来るまで前の人のムシキングをみたり周りの人とカードファイルをみせあったりしていざ自分の番になってどうでもいいカードが出た時のがっかり感といったらそりゃもうひどいものですよ。

 

そのムシキングでアルキデスオオヒラタも登場していたのですが鳴き声が非常に印象的なクワガタなんですよね。

きっと調べてみると出てくると思います。

私なんかはエラフスホソアカクワガタなんかもよく使っていて鳴き声もアルキデス同様に特徴あるクワガタですから是非調べてみると面白いですよ。

 

こんな感じで緩く今年も投稿していきますので宜しくお願い致します。

明日に備えて寝るとしますか。

おやすみなさいzzz

幼虫の病気

幼虫の容態が一向に良くならないので拒食の症状が発症した時には早期の対応が大切なことであることが今回の教訓として今後の飼育に活かせたらと思いました。

餌を食わないけどそのうち食べ始めるだろう、前蛹になる前兆だろうと決めつけ対応を怠った私の経験不足から起こってしまった事故です。

ここ数日は他の飼育者の管理下であったりしたらこの幼虫はきっと無事に成虫になれたであろう・・・と何度も申し訳ない気持ちになり改めて生き物に対する接し方、考え方を変えていくべきだということに気づかされました。

もともと48gあった個体ですがある日突然に餌を摂取することを辞めてしまいました。

これは前蛹でも無ければ蛹室を作ることもせずにただひたすらにジッと体重が減少していく状態が3ヶ月続いております。

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2300ボトルを上から撮影した写真ですが幼虫は3ヶ月この辺りに居座ってみるみる小さくなっていきました。

 

こちらがその幼虫となります。

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現在では20gどうかなと言うほどに落ちてしまい羽化は出来ないと思われます。

原因になるか定かではありませんがこの個体に限り菌糸瓶に添加剤を投入し悪影響を与えてしまったことも考えられます。

 

 

こちらの写真をご覧下さい。

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おしりのところに黒い塊が確認できました。

自分で噛んでしまったのか便が詰まったのか病気なのかは飼育してきて初めての症状なので戸惑うばかりです。

 

私なりにインターネットで調べたのですが幼虫の病気としては黒い斑点が出たり、自傷して脱腸してしまったり、ブヨブヨに幼虫がなってしまう症状が主でした。

恐らく排泄もまともに出来ないのではと思っております。

排泄ができないということは蛹室を作ることができないということ。

本能的に蛹室を作って前蛹になるものでしょうから人口蛹室に移したところで蛹にはならないということだと思います。

黒い塊を触ってみましたがとても硬く、無理に取り除こうとすれば傷つけ幼虫に大きな負担となってしまうのではないかという不安があります。

ぬるま湯でおしりを浸けても黒い塊は落ちませんでした。

 

救いたい気持ちではあるのですが一体どうしたものでしょう……

 

とりあえず菌糸飼育は取り止めて微粒子マットに移したのですが期待はできないと思います。

 

幼虫の様子はと言いますと至って普通でしっかりと潜ることもでき、触れば私の指に噛みつく素振りを見してくれました。

この先体内に蓄えてきた栄養が尽きてしまったらこの幼虫は息絶えるでしょう。

どうしてもっと早くに気づかなかったのか、もっと深刻に考えなかったことに後悔が絶えません。

 

……それから5ヵ月が経った10月末に亡くなってしまいました。

 

 

 

クワガタムシ寒さ対策

そろそろ人間もコタツを出す肌寒い時期になってきたところでクワガタも寒さ対策をしなければいけない頃ですね。

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じめじめした汗をかかなくていい夏と比べて冬の冷える朝は布団から出ることが本当に苦手でついつい遅刻しない限界まで布団に包まってしまうことがあり中々習慣付いた悪い癖が治らないのが冬の悩みでありますね。

 

今回はタイトルの通りクワガタムシ(幼虫含む)寒さ対策として話していきます。

今となっては溢れるほどにこの手の内容のサイト、ブログ、動画がありどれも丁寧に説明されてますので自分に合ったやり方を実践してみて下さればと思います。

 

最初に寒さ対策として必要になってくるものを話していきます。

 

①発泡スチロール箱

②すのこ

③パネルヒーター

サーモスタット

⑤温度計

が必要最低品となります。

ただただお金が掛かります。飼育数が多ければ多いほどに金額もどんどん膨れ上がります。

1番手っ取り早く安全なのは温室に頼らず暖房を付けっ放しにすることです。

24時間稼働していても1万円掛かることは無いです。

簡単に言うと飼育数が少ない人は温室を作ることをお勧めしますが逆に飼育数が多い人は温室など作らずに暖房を稼働させることをお勧めします。

(1匹2匹で暖房をかけるのはちょっと…)という方は迷わず温室を作りましょう。

今回紹介するのは最もお金の使わない簡易温室ですので材料が揃っていれば10分で作成できます。

 

発泡スチロール箱にサーモスタットを繋げたパネルヒーターを敷いてその上にスノコを設置してしまえば完成ですからね。

ちゃっちゃと終わらせて残り時間を有効活用してください。

 

早速ホームセンターに行きましょう。

大きなホームセンターであれば全て買い揃えることができるので事前に行き方を調べておきましょう。

 

それでは作り手順を紹介していきますのでご参考にどうぞ。

 

手順①

飼育数に合わせた大きさの発泡スチロール箱を用意します。

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手順②

サーモスタットと繋げたパネルヒーターを通す場所に穴を開けて下さい。

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写真の発泡スチロール箱は幅の短い方に穴を開けています。

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穴の大きさはあまり大きすぎないように開けていただければ問題ありません。

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サーモスタットのコンセントプラグがキツめに通るくらいが目安となります。

 

手順③

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こちらの写真が「パネルヒーター」という温度を冬場でも暖かくしてくれる便利品です。

値段は安いと言い切れませんが一年目の冬で暖房を24時間使用する以上の元は取れます。

迷わず買いましょう。

 

場所はホームセンターからペットショップなど幅広く取り扱っているので本格的に寒くなる今月末までには足を運んでみてしっかりと店員さんにも話を聞いてみることもオススメします。

 

手順④

パネルヒーターを発泡スチロール箱に設置。

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パネルヒーターを置いたら最初に穴を開けた場所の内側からコンセントプラグを通し……

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サーモスタットと繋げましょう。

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サーモスタットには温度調整ダイヤルがあり

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こちらを摘んで自分好みの温度を調整してください。

 

青丸の部分は「ヒーターランプ」といって温度を上昇させているときにオレンジ色に点灯します。

ヒーターランプが消えたら設定温度に達したということになりランプが消えます。

目的の温度より1度低く設定するのがわたしのお勧めです。

 

手順⑤

パネルヒーターの上にスノコを置きましょう。

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直に飼育ケース、菌糸瓶触れさせると接触している部分が高温になってしまう為です。

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横に立て掛けるのも良いですね。

 

手順⑥

最後にサーモスタットの

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「温度センサー」と「温度計」をコンセントプラグを通した穴の外側から通して………

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発泡スチロール箱に入れた飼育ケースや菌糸瓶の蓋の上に温度センサーを置いて完成です。

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温度計のデジタル面は外に置いても発泡内に置いても構いません。

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完成です。

手順を順番通りに追って行けば問題なく作れると思いますので本格的に寒くなるまえにはしっかりと事前準備をして余裕をもってクワガタムシに限らずペットの寒さ対策をしてあげて下さい。

 

参考になりましたら幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界最大のクワガタムシ(完)

今日は11月1日。

 ※虫嫌いな方は拡大写真もありますのでご注意下さい。

 


11月1日はわんちゃんの吠え方に因んで「犬の日」です。

知っておられる方も多いかと思いますが、

この「犬の日」にもしっかりと意味があるんですよ。

一体どんな日なのでしょう?

 

ペットフード協会が1987年に作った日本の記念日になるそうです。

その「犬の日」とは犬の知識を身につけて犬を可愛がる日になっていますが、「そんなこと言われなくても可愛がってるよ」が当たり前だと思います。

 

ですからいつもどおりに接してあげればいいんですよ。犬の日だからって特別なにかをする必要はなくいつもどおりが1番幸せなことなんです。

 

ただ知識をつけるということはせっかくの機会ですからしぐさとかこういう病気もあるんだと万が一のために調べてみるのも良いですね。

危険な状態のサインをしぐさで確認することもなかなか難しいですが「後悔先に立たず」を意識して自分の為にも少し知識を身につけて損は無いかと思います。

 

長い前置きはさておき、以前羽化したばかりであるギラファノコギリクワガタも投稿から1ヵ月以上経過したのでさっそくコバエシャッターに移してじっくり観察と行きましょう。

 

 

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顎もカラダもガッチリ太いところが魅力でしょう。この目もなんと可愛いことか。

ノコギリクワガタの特徴なのでしょうけどヒラタやオオクワガタには見ない触覚のピコピコがまた見る者を癒してくれますね。

 

まだ幼虫の子、蛹の子も中には居ますがこの写真のクワガタムシが私が飼育している中では最も大きな個体です。

そうは言ってもギラファノコギリクワガタの大きさで考えると決して大きいとは言えず普通なんですよね。

であってもこの迫力は素晴らしいものです。

 

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なんと言っても最大の特徴はこの長い顎で、体長の3分の1以上となることが確認できます。

これだけ長いといろいろと不便なことがあったり身体への負担なんかもやはりあったりするのかもしれませんね。

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顎の付け根から先端までに小さな突起があったり大きな突起があったりしていますね。

 

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頭部から前胸にかけても波状の突起があります。

 

 

 

子供の頃は博物館や図鑑でしか見たことが無かったクワガタムシが動いているそんな当たり前の姿が本当に嬉しいんですよね。

 

これはギラファノコギリクワガタに限ったことではなく他のクワガタムシも同じで見る者に喜びや感動を与えてくれます。

 

 

実際手にとってみれば新しい命が誕生したってことが身に染みるんですよね。

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世界最大のカミキリムシの有名な写真が連想できるようなそんな写真ですね。

 

兄弟も少しずつ羽化の準備に入ってきていますので揃いましたら写真撮影したいところですね。

 

 

少しずつ日が暮れる時間も早くなりまして20°を下回る日もチラチラと目立って来ました。

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ミンダナオヒラタはワイドゼリーをサッと平らげるようなので今日も暑いですからもう暫くは常温管理で大丈夫そうです。

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アンタエウスも変わらず大食漢なのでもう少し越冬は先になりそうです。

時期が春になったら彼等を顔合わせさせてあげてもいいかなぁと思っていたりします。

 

 

早朝も肌寒い日が続いていますのでそろそろ冬眠セット、温室を点ける時期に差し掛かってきましたので早めの準備をしておきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

クワスティック買いました。

気になっていたクワスティックを買ってみました。

 

今までは菌糸ビンを掘るスプーンであったり林檎の芯抜きで作業していましたが使い心地等を伝えられたらと思います。

先ずサイズですが写真で確認できるように撮影しておきましたが林檎の芯抜きより親指ほど長いでしょうか。

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先端は研いであるのでスパッと手を切らないように取扱には注意下さい。

 

幼虫を掘り出す時は必ずスプーンで作業して下さい。危険です。

 

力の無い私でもビン底まではスッとクワスティックを差し込むこともでき良い手ごたえです。

 

差し込んで

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クワスティックを反対にしてまた差し込んで

 

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クワスティックをクルクル回転さして菌糸ビンを逆さにして払えば………

 

 

 

こうなりました。

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差し込んで回転させてあげると30g程の幼虫であれば抵抗なく無駄な体力を消費せずに潜れるくらいの穴を開けてあげられます。

 

それに伴って気をつけてほしいことが余りにも力を加減せずに差し込むとビン底を傷付けたりヒビが入ってしまいますので普段から菌糸ビン作りに慣れている方であればこの点は全くもって問題ないと思います。

 

ですから写真は1400ボトルなんですが2300ボトルでも楽々と底までスッとクワスティックを差し込めますし持ち手も余裕があり長さもありますので作業が捗ることは間違いないです。

 

ただこれは私が菌糸ビンの穴を開ける時にスプーンと林檎の芯抜きしか普段から使ってませんでしたので、「それに比べたら」という意味であり必ずしも必要があると言うことでもなさそうですというのが私の感想です。

あったら便利なことは間違いないです。

 

以前使っていた100均林檎の芯抜きですがf:id:kuromatsugata:20191002012258j:image

 

このトゲトゲが少し気に入らなくてハンマーで叩いたものです。

 

 

これがあるだけでも十分なくらいに作業は捗ると思うのでクワスティックが無い方、ちょっと値段がなぁ、、という皆さんは是非手軽で身近にある100均に足を運んで手にしてみる価値ある商品だと思いますよ。

 

 

とても良い買い物をしましたが菌糸ビン作りはいくらやっても好きになれませんね。

 

世界最大のクワガタムシ羽化

羽化ラッシュ到来です。

 

今回は蛹室が小さ過ぎた為に人の手によって蛹室を解放いたしましたが、本来であれば蛹室を壊すことはタブーですので真似はしないようお願い致します。

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大顎から前胸の頭までで日本のノコギリクワガタより大きいそんなクワガタです。

和名「ギラファ  ノコギリクワガタ

なんといっても彼らの特徴は長い大顎であるのですが長すぎるが故に狭い穴に潜ったりゼリーを食べることで不便なことは間違いないでしょうね。

 

 

う〜ん…ひょっとしたら新しい瓶に入れ替えてから直ぐに前蛹になったので交換前の瓶で既に蛹室を作る準備をしていたところ私がタイミング悪く交換してしまったことによるものかもしれませんね。

 

たまたま菌糸瓶を覗いたから良かったものの体をへの字にして大顎がつっかえていたので羽化不全待った無しだったと思います。

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あと1日遅かったら大顎は伸びきらず下に湾曲してたでしょうね。

 

よっぽど狭かったんでしょう解放した途端に前に進み出て顎を伸ばしきって顎の付け根の部分を交差させ乾かしているのか液を送っているのか形を整えているのかそんな様子です。

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とにかく蛹室を解放する時は菌糸の破片がクワガタに落下してしまわないように、クワガタに絶対に触れないように、蛹室に菌糸の破片が入らないように最新の注意を払って作業にあたりました。

 

ここから1か月もすれば真っ黒く染まって瓶から取り出しても問題はないです。

菌糸瓶の状態に応じて早急に取り出すかはその時々で変わってきますので参考程度に。