これから飼育を始めるみなさんへ!
1番大事な飼育に必要なことや物について最初の記事にするべきことだということを今思った次第にございまして投稿させていただきます。
菌糸瓶を記事にしている場合ではありませんでしたね。大変申し訳ありませんでした。
私はクワガタの成虫、幼虫を自室にて管理していますので今後クワガタムシやカブトムシを自分の部屋で管理したいという方々の参考になればと思っております。
☆★☆★☆★必要なもの★☆★☆★☆★
【 1 】飼育ケース
コバエシャッターがオススメ
コバエは沸いたことがありません。
当然ながらゼリー交換の度にオシッコ等汚れは拭き取ること。自室でコバエ、ダニ湧きは致命的です。
多頭飼育、移動ができない程の極狭ケースでの飼育厳禁です。単体で飼育してあげて下さい。
【 2 】昆虫ゼリー
迷ったらプロゼリーを選ぶべし。
【 3 】霧吹き
マットの乾燥具合により加水、ゼリー交換時の軽い清掃にも役立つ万能アイテム。
水はクワガタにとって人間で言う血液と同じくらい重要なものらしいので1番重要になります。乾燥が少し続けば手足は無くなります。
【 4 】マット
スーパーに置いてあるような土のようなマットは成虫には使用厳禁。
コバエやダニが大繁殖します。
木を粉砕したような針葉樹マットを選ぶこと。
【 5 】コバエ避けシート
下画像タイプの飼育ケースはコバエ避けシート必須になります。
ケースの黒い蓋に注目してほしいのですが小虫が簡単に出入りできる通気穴が前面に施されていますのでシートは必ず被せてください。
さらにクワガタが蓋に届くような高さまでにマットを敷かないことも重要になります。
黒い蓋の通気穴が沢山あるタイプのケースで飼育すると通気穴に大アゴを挟んでしまうこともあります。
キッチンペーパーでも代用できます。
耐久性の問題ですね。
コバエシャッターはシート不要ですが、ミニサイズだと通気が非常に悪いので成虫であればサイズ問わず小サイズ以上の購入を推奨します。
画像左「小サイズ」画像右下「ミニサイズ」
画像右上「ミニミニサイズ」
ご自身で穴空け加工できるのでしたらミニサイズ、ミニミニサイズも成虫管理問題ないでしょう。そのままだと非常に蒸れます。
1番大事なのは成虫に見合ったケース、快適な環境を用意してあげることです。
【 6 】ケースを洗う道具(ブラシ、スポンジ)
100均のブラシ、スポンジで大丈夫です。
【 7 】ケースを拭くタオル(100均一で良い)
車を拭くような吸水タオルがオススメです。
【 8 】転倒防止材
ケース内でクワガタが倒れてしまうことは良くありますので転倒しても起き上がれるように満遍なくケースに置いてあげて下さい。
水でサッと洗えるこういった餌皿を転倒防止として代用することもいいと思います。
昆虫ショップで取り扱っている転倒防止材だとカビが生えてきてしまうので気になる方は参考にしてみて下さい。
【 9 】除菌シート
ケース内の清掃、餌やり後の除菌に。
【10】キッチンペーパー
ケース内の清掃をする際、生体発送時のクッションとして活用さまざまな場面で重宝します。
【11】温度計
必要かと聞かれれば必須という訳ではありません。大抵のクワガタムシ、カブトムシは25度近辺なら問題ありませんので目視で温度を確認したい方は購入を。
【12】コロコロ
部屋でケースを弄った際に発生する机や床に落ちたマットをコロコロすると簡単に掃除できて便利です。
【13】小さなスーパー袋(100均で良い)
ゼリーのゴミ、ケース清掃時に発生するキッチンペーパー、除菌シートのゴミをまとめて捨てられます。
【14】一時避難容器(タッパー等)
マットが汚れてきましたらマットを交換しなければなりません。その時に一時的にクワガタムシ、カブトムシを別の容器に避難させておかなければ清掃ができませんので成虫のサイズにあった別の飼育ケースや100均のタッパーがあると便利です。私は工具箱に仕切りを作ってまとめて避難させてます。
【15】ケースを洗う洗剤
ハンドソープで可。
しっかりと水洗いして洗剤が残ってしまわないように。香り付きでないものが望ましい。
【16】ごむ手袋
ケース清掃時、菌糸詰めに重宝します。
【17】温室
夏、冬と冷暖房を使わない方は必須となります。温室については長くなりますので別の機会に紹介させて頂きます。
という感じでしょうか?
私がパッと思いついた必要最低限の飼育用品は上記の通りとなります。他にも役立つ便利アイテムは沢山ありますが成虫を飼育するにあたり上記飼育用品を揃えておけば困らないだろうということになります。
幼虫を飼育する場合はさらに必要になってきますので初期費用は結構必要になります……
自分のお財布としっかり相談して下さい。
《おまけ》
話は変わりますが私の飼育している幼虫が蛹室を作っておりました。
ボトル下半分くらいのスペースを使って無駄に大きな蛹室を作っていましたが人間より彼等の方が蛹室に関しては詳しいでしょうし問題ないかな?と…
体もシワシワなのでこの調子だと8月くらいにはお披露目できそうです。